依存症は「生き方の病」
依存が「依存症」になると事態は深刻です。家族を怒らせ、健康を害し、職を失い、社会的信用もなくしてしまいます。
ですからそうなる前に、その問題を解決することがとても大事なことだと考えます。
・本人も周囲も病気とは思わない
物質依存症以外の依存症は、単に「困った人」と思うことはあっても、それが重症な依存症だとは、ほとんどの人が考えが及びません。悲惨な結末になってはじめて、なんとかしなければと覚悟を決めます。以下のようなトラブルがあれば、いつか反省してやめるだろうという段階はとうに過ぎていのではないでしょうか?
【本人のために周囲が悩む 】
【ひどい苦痛をおぼえる 】
【日常生活で不都合を感じる】
その点、アルコールやニコチンなどに依存している場合はまだ幸運なのかもしれません。なぜなら比較的に早い段階でその深刻さや重要性に気付き、本人やその家族も行動を起こそうとしてくれるからです。
依存症の背後にはストレス
どのような依存症にも言えることですが、その背景にもあるのはストレスです。
まず、ストレスのもとを見つけることから始めましょう。解決はできないかもしれません。ですが解消する方法はきっとあります。
自分なりのストレス解消法をもち、また、それ「だけ」に頼らないことも大切です。
「生きがいは仕事だけ」、「ストレス発散はお酒だけ」、「ゲームだけが唯一の楽しみ」、「SNSだけが自分の居場所」、「あの人だけが私の生きがい」、あるいは「子供の世話だけ」のように選択肢が少ないと、それだけを何度も繰り返してしまい、結果、依存してしまうことになってしまうからです。
ストレス発散のコツは、「質より量」。様々なストレス解消の方法を持つことをお勧めします。
また、働き過ぎなどで生活が破綻している場合は、意識の持ち方だけでなく、生活の『習慣』を見直してみませんか? このピンチは新しい生き方に変わるチャンスなのかもしれません。
【生活習慣の改善から始めてみる】
ワーク(仕事)とライフ(生活)のバランスを崩して働き過ぎになるもとは、残業や休日出勤だけではありません。家族の世話のしすぎも働きすぎのひとつです。また、どんな方法でストレスの解消をしていたかも見直してみましょう。
バランスの崩れは、心と身体に出る
自分では働き過ぎに気づいてなくても、きっと身体や心に不調が出ているはずです。人によっては内科などを受診しているかもしれません。けれど、身体の不調だけを直しても改善は一時的です。根本的に生活パターンを変えない限り、またどこかに不調が現れてしまうでしょう。
➀これまでの生活を振り返る
同僚が残っていると帰りにくいからと残業したり、家族のことが気になってつい口を出したり、世話を焼いたりして、いつも働き続けていませんか?
➁新しい生き方を模索する
休養や栄養をしっかりととり、体調を整えましょう。運動や気分転換となる趣味を、バランスよく生活の中に取り入れてみましょう。
➂心理的に変えるのが難しい場合
心の持ち方を急に変えるのは困難です。ですので、まず行動面から変えていきます。その為には生活スタイルを見直すといいでしょう。
精神論より、行動を変える
依存をやめよう、人と交流しようといっても、簡単にはできないものです。そう言った精神論より、生活習慣から立て直す方が実際的です。不調を感じた時こそ、生活を変えるチャンス。ライフ(生活)とワーク(仕事)のバランスはとれていますか? 生活を変えるのは意外に難しいものです。以下の10項目の生活習慣を守れば健康的な生活が送れると言われています。まずはこのチェックリストの項目のうち8項目以上の達成を目標としてみるといいと思います。
☐タバコを吸わない
☐お酒を飲み過ぎない
☐ストレスをためない
☐朝食は毎日とる
☐疲れたら、休養を取る
☐スポーツを定期的にする
☐7時間は睡眠をとる
☐悩みごとをごと相談できる人がいる
☐栄養のバランスがとれた食事をする
☐平均して9時間以上の労働をしない
出来ていなくても、やろうと意識することで生活習慣は少しづつ良い方へと変わっていきます。